2018.05.05
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.5先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人って本当にいいモノなら少し高くても惜しまず購入していたりする。そして流行に合わせながら、あるいは左右されずに使っている。 その姿ってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入し、今も愛用している名品っていったいどういうものだろう?
6年使っているディダス バイ ラフ・シモンズのシューズ
マイン ディレクター 喜覚峻介さん(26歳)
どんなに時間が経っても
僕の中では常に主役です
5年経った今でも〝一番履いてのはこのスニーカー〞と公言する喜覚さん。購入当初と今とではスタイリングに変化があったそう。
「肉厚なソールのボリューム感など見た目にインパクトが十分あるアイテムなので、今はウエアをシンプルに抑えて履きこなしています。でも昔は野暮ったく見せてました。それこそ古着のアディダスのジャージやスウェットと合わせたり。ストリートな着こなしをしてたなぁ」
年を重ねるごとに履き続ける難しさはなかったのだろうか?
「ファッションの好きなテイストは年齢とともに変わりましたね。トレンドだって年代ごとに移りゆくものだし。それでもこのスニーカーだけは時代が変わっても、変わらず履き続けていられる。そういうデザインってすごいですよね。見た目以上にどんなパンツにも合わせやすいし、存在感があるからコーデの主役としても使えますし、万能なんですよね。結局、それが今でもずっと大切に履き続けている理由なのかもしれません」
ハタチで買ったワケ!
「当時、ファッションに特化したDJイベントによく参加してて。そこで履いて友達に自慢したかったのが購入したきっかけです。レアなモデルを履いていると〝めずらしい靴だね!〞みたいな感じになるのが心地よくて(笑)。今ではさすがにそういったことは減りましたけど5年前はそんなコミュニティがたくさんあって楽しかったですね。それといい意味でアディダスっぽくないデザインにも惹かれましたね。買ったときは単純にかっこいいという理由だけで履いてましたけど、今では職業柄、ラフ・シモンズがもともとは建築家だったからこういうカタチにしたのかな~とかハタチのころとは違った視点で今では見ちゃいますね。」