2018.05.30
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.8先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人になると本当にいいモノならば少し高くても買いたくなる。それを流行スタイルと混ぜたり、ときにはオーセンティックに着こなしてたり。それってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入し、今も愛用し続けるものってどういうものだろう?
7年使っているビンテージのモッズコート
ダメージドーン セカンド ショップスタッフ 平山翔也さん(27歳)
1つのモノを長く
使い込むタイプです
古着好きが高じて、大手アパレル会社から古着店に転職した平山さんのモッズコートは、アメリカ陸軍のビンテージコートを黒染めしたリメイク品。
「ここのスタッフになる前は、このお店の常連だったんですよ。これはそのころに買ったものです。じつは……このタイプのモッズコートは4着も持っています。リメイクが入っていないものや、元から黒色のものも持っています」
古着に対するフリークぶりはすごいの一言。
「自分の中でシーズンごとにサイズ感とかディテールの好みは多少変化するけど、基本的な部分に関しては好みが昔からまったく変わらないんです。だから物持ちがすごくいいんですよね。トレンドに大きく左右されないからなのか、お客さんと話していてもビンテージ好きには、そういう人が多い気がしますよ」
ハタチで買ったワケ!
「これはもともとオリーブカラーだったものをあとから黒染めしたもの。この絶妙な色合いに惹かれました。軍もののビンテージはとにかくタフで機能的。長く着られるうえ、流行に左右されないのも魅力です」