2018.05.27
本当にいいモノなら、ちょっと高くても惜しくない。 Vol.7先輩に聞く、ハタチで買って今も使っている名品
大人になると本当にいいモノなら少々高くても買いたくなる。それを今のトレンドと混ぜたり、ときにはオーセンティックに着こなしてたり。それってすごくカッコいい。僕らが憧れる先輩たちがハタチの頃に購入し、今も愛用し続けるものっていったいどんなものなんだろう。
8年使っているハミルトンのジャズマスター
レモンティー店長 阿部 渉さん(28歳)
背伸びをしたかった
当時の僕らしい選択
「20歳って、実際の自分より少し大人に見せたいって願望が誰しもあるんじゃないですか? 僕もそうでしたよ」
そう当時を振り返る阿部さん。〝20歳らしいもの〞よりも〝大人っぽく見えるもの〞を選ぶことが多かったそう。
「ハミルトンの中でも、ベンチュラとか、もっとキャッチーで若い人に人気のモデルもありました。でも当時の僕は
駆け出しの社会人で、周りの大人たちに引けを取りたくないって気持ちがあって、あえて渋いデザインのジャズマスターにしたんです。そんなひねくれた動機でしたが、今改めて、いい選択だったなと思っています。今はシルバーアクセと合わせて、カジュアルに使うことも。そういう変化になじんでくれるところが、さすが名品だなと思います」
ハタチで買ったワケ!
「自分への成人祝いには腕時計を買おうと決めていました。あえてブランドは決めずに買い物に行きましたね。当時の僕からしたら少し背伸びしたデザインで、歳を重ねても長く使えそうなところが決め手でした」