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LIFE STYLE- ライフスタイル -

2019.10.07

ビジネスマナーの教科書 vol.3話し方で周りからの評価をUP!

ビジネスマナーの基本を紐解いていくこのコーナー。今回は前回お伝えした「話し方について」をより踏み込んで解説しよう。会話というものは奥深く、ほんの少しの工夫で君の評価を一気に良くすることもできるのだ。同じ内容を話すなら、より良い形で会話を進めていきたいもの。君の会話力をパワーアップさせていこう!

10月に入り、内定式に参加した人も多いと思うが、社会人としての振る舞い方をレクチャーする本連載「ビジネスマナーの教科書」を読んで、さらに社会人への準備を進めてもらいたい今日この頃。もちろん、すでに社会人としてがんばっている人も、今一度改めてビジネスマナーの基本を一緒に学んでいこう。第3回目の今回は「話し方で周りからの評価をUP!」だ。

話し方で周りからの評価をUP!

【今回学ぶビジネスマナーは?】
話し方で周りからの評価をUP!
1.会話での印象が、あなたの印象そのものに
2.全体的な印象は、部分的な修正で変えられる!
3.より好感度を上げるために

1.会話での印象が、あなたの印象そのものに
職場における会話の中で「わかりやすく」「好意的に受け取ってもらう」ことの大切さを伝えてきたが、そのためにどういった会話を組み立てていくことが大切なのか、解説していこう。コミュニケーションとは、自分ひとりだけではなく、会話できる相手がいるからこそ成立するもの。だからこそ、相手に伝えたいことが正確に伝わらないと思わぬ誤解が生じることもあるのだ。そのために「言葉選び」の大切さを意識していこう。

たとえ同じ意味合いだったとしても、乱暴な言葉遣いをしてしまえば、それだけで相手が君に抱く印象というものは別物になってしまう。また、それが社外の人と会話する機会であれば、君の印象だけでなく、君の会社の印象も大きく変化してしまうのだ。そうした状況を防ぐためにも、相手の立場に立った時、どういった言葉を選択すれば良い印象を持ってもらえるのかを意識していけば、自ずと届ける言葉の選択も違ってくるはずだ。

2.全体的な印象は、部分的な修正で変えられる!
職場の中では丁寧な話し方を心がけていても、使い慣れないうちは思わず砕けた表現をしてしまうこともあるはずだ。そんな時に心がけてほしいのは、「誰に対しても」思いやりや誠意を持った対応を心がけること。そのためのワンポイントとして、会話の結びをしっかりと「です、ます」調や正しい敬語を用いて丁寧に締めくくるようにしてみよう。これで多少砕けた言葉遣いをしていたとしても、最終的には良い印象を相手に与えることができるのだ。

他にもより良い印象を与えることができるテクニックとして、例えばお礼を伝えるときに「どうも」だけではなく「どうも、ありがとうございます」といったように本来伝えたい気持ちや内容を伝える言葉を省略せずに伝えてみよう。最後まで丁寧に伝えることで、君の誠意もより良い形で伝わるはずだ。また、相手に声をかけるときに「すみません」と声をかける人が多いが、この言葉には声かけの「すみません」もあれば、お詫びを伝えるときにも、逆にお礼も「すみません」と使っていることに気づくだろう。そのため、結局何を言いたいのかわからない人、と思われ良い印象を持たれにくい。質問があれば「すみません」ではなく「●●部長、○○の件で伺いたいことがあるのですが、今、お時間よろしいでしょうか?」。謝罪であれば、「申し訳ありません」といった具合に、その時々ではっきりとわかる言葉選びをすることが社会人としてのレベルアップにつながるだろう。

3.より好感度を上げるために人には誰しも「口ぐせ」というものがある。時にはそうした「口ぐせ」によって相手が不快に感じ、話に集中できなくなるという事態に発展することもあるのだ。そうした場面を回避するために大切なのは、話の中で「間」を取ること。君自身が落ち着くことで、「口ぐせ」が出ることを回避するだけでなく、会話をゆったり進めていく糸口にもなるのだ。

人に何かをお願いするとき、君は普段どのように切り出すだろうか?いきなり本題から入ることはないはずだ。「ちょっと、聞いてもらいたいことがあるんだけど」「ごめん、頼みたいことがあるんだけどいいかな?」というような言い回しで相手に話を伝えているのでは。

冒頭に付け加えている「ちょっと」や「ごめん」といった言葉はクッション言葉と言われ、まさにクッションのように伝えたい要件に柔らかな印象を持たせる効果がある。

ビジネスシーンでも「恐れ入りますが~」「お手数ですが~」といった具合にクッション言葉を用いている場面はよく見られる。こうした心配りが一つあるだけで、相手が受け取る言葉の印象もより良いものに感じられるはずだ。

また、言葉の印象を良くするテクニックとして、「あとよし言葉」というものがある。良いことと悪いこと、両方を話す際に良いことを最後に伝えることで、良い印象を与えられるというものだ。「○○さんは、仕事はできるけど机は汚いですよね。」と耳にしたときと「○○さんは、机は汚いけれど仕事はできる人ですよね。」と聞き比べたときの印象はどうだろうか。前者はだらしなさが目立ってしまうが、後者であれば、身の回りを疎かにしてしまうほど仕事に打ち込んでいるといった風に受け取れるのではないだろうか。

話をした人も「悪口を言う人」か「人をほめることができる人」と評価が変わるだろう。ほんの少しの工夫で、君の周りからの評価もより良いものに変えていくことができるのだ。

次回はvol.4は「言葉選びのマナー」について紹介する!

ビジネスマナーの教科書
vol.1 挨拶&返事の基本、できてる?
vol.2 相手に伝わる話し方について
vol.4 言葉選びのマナー
vol.5 意見が対立したときの話し方
vol.6「聞き上手」になるためには?
vol.7    身だしなみの基本
vol.8  スーツスタイルの基本

監修:西出ひろ子
マナーコンサルタント・美道家。ヒロコマナーグループ代表。ウイズ株式会社代表取締役会長。HIROKO ROSE株式会社代表取締役社長。一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。これまで10万人以上に対してマナー研修やおもてなし講座などを開催するだけでなく、マナー評論家としてテレビ番組などのメディアへの出演も多数。これまで国内外で85冊以上の著書・書籍監修を手がけている。

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